セメントベビーとは?

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子連れ再婚家族の大きな悩み「セメントベビー」について考えます。

Q:セメントベビーってどういう意味?(36歳・女性)

1年前に、小学2年生の子をもつ人と再婚しました。当時は、いきなり1児の母親になることへ戸惑いを感じていましたが、今では子どもも私に懐いてくれ、幸せに暮らしています。最近は家族として安定したので、子どもがほしいと思うようになりました。

しかし、私はまだまだ母親として新米。小さい子どもを子育てしたことがないのでわからないことが多く、また現在いる子どものフォローはどうすればよいのかと、ネットで検索していると「セメントベビー」という言葉を目にするようになりました。

「セメント」と聞くと、あまりいいイメージがないのですが、一体どういう意味なのでしょうか?

A:セメントベビーとは、再婚した夫婦の間に生まれた子どものこと

セメントベビーとは、ステップファミリー(連れ子がいる再婚)の両親から生まれた子どものことを指します。片親しか、血の繋がっていない連れ子とは異なり、両親と血のつながった子どものこと。セメントのように家族を固めてくれるという意味から、この呼び名がつけられました。

しかし「セメント」という言葉は冷たい、固い、とある事件を連想させる言葉からか、批判的な声が多くあがっています。

現在では、少しでもそのイメージを払拭しようと「セメントちゃん」という呼び方をする人もいるようです。

セメントベビーの誕生は賛成?反対?

セメントベビーを迎えることについて、賛成か反対かについてアンケートをしたところ、以下のような意見が挙がりました。

「賛成派」

連れ子が可哀想な扱い受けずに、幸せに暮らせるなら良いんじゃない。

お兄ちゃん(連れ子)に気を遣って、赤ちゃんを諦めるのは悲しいこと。愛情を十分に注いであげれば、だいじょうぶだと思う。

セメントちゃんができても、長男(連れ子)を絶対に守るっていう愛情と自信があれば、悩むことはない。

連れ子と実子で差別するっていうけど、血がつながってても兄弟で接し方に差が出てしまう。差別なんて当たり前なんだから、そこまで気に病む必要はないと思う。

一緒に住んでいれば、連れ子も実子も自然とかわいく思えてくるもの。

「反対派」

余程の覚悟と子どもに対しての信頼がなければ、セメントベビーは大反対。まずは、連れ子を大切にするのが一番。連れ子が可哀想。

今いる子に対して、フォローしないままセメントちゃんを作るのは理解できない。

連れ子再婚ですが、息子はハッキリと「下の子はいらない!」 と言う。やっぱりお母さんを取られると感じるみたいなので、息子の意見を尊重したい。

傷つくのは、連れ子だけじゃない。セメントベビーとして生まれたほうも、過度のプレッシャーを与えられる。わたしはものすごく厳しくしつけされた。

平等に扱えない。そもそも、連れ子も同等に扱わなきゃと思いながら接している時点でアウト。

なかでも、目立った意見としては、セメントベビーを迎えるにあたり“連れ子”を差別してしまわないかということ。

現在は可愛がっている連れ子も、セメントベビーが産まれることで、いずれ血の繋がりを意識してしまい、親は冷たい態度をとってしまうのではないか?ということを、心配する方がたくさんみられました。

とはいえ、幸せな家庭を築いているステップファミリーもたくさんいます。では、セメントベビーを快く迎えるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?

セメントベビーを迎えるためのポイント5つ

  1. 連れ子との信頼関係は十分に築けているか
  2. 連れ子は、セメントベビーの誕生を歓迎しているか
  3. 妻が、赤ちゃんの世話に没頭するのは当たり前。夫が子どもに対してフォローできる体制は整っているか
  4. 夫婦間で悩みや心配事は共有できているか
  5. 現在、連れ子はストレスを感じていないか

まずは、連れ子との関係性を築くことが大切です。セメントベビーが誕生すると、母親が赤ちゃんにつきっきりになるのは当たり前。そのなかで、どれだけ寂しさ・疎外感を感じさせないかがポイントです。

夫婦だけでは難しい場合は、祖父・祖母を頼って全員でフォローできる環境をつくるのもいいかもしれません。

【実録】セメントベビーのいる日常

■うまくいったケース

ケース1

2人の子どもをもつ夫と結婚し、現在では2人の実子も誕生。

6人家族で暮らしています。わたしは、結婚するとき旦那から「母親にならなくていい」って言われたんですね。

だから、はじめから気負う必要もなく子どもたちに接することができました。継子もそれを感じているからか、父親には話せないことを、まるで友達に相談するかのように話してくれます。

実子にとっては「お母さん」だけど、連れ子には「歳の離れたお姉さん」。

それぞれの関係性を築いているのがうまくいっているポイントかも。(女性)

ケース2

子どもふたりを連れて、10歳年下の男性と再婚。現在はセメントベビーを授かっています。私は、子どもについては家族の関係が安定してからと考えていましたが、長男が「俺たちも子育て、協力するからだいじょうぶだよ」と言ってくれたことにより、新たな子を迎える覚悟ができました。

赤ちゃんができてからは、言葉通り息子ふたりが家事や育児に協力してくれ大助かり。

セメントベビーの誕生がひとつのきっかけとなり、家族の絆を強めてくれたと思っています。(37歳・女性)

■うまくいかなかったケース

ケース1

小学生の子どもがいる女性と結婚しました。

わたしは初婚だったこともあり、結婚したころは「いい父親になりたい」と思ってキャッチボールをしたり、遊園地に行ったりと家族3人の時間を過ごしていました。

しかし、妻との間に子どもが生まれると一変。連れ子に対して、嫌悪感を抱くように。これではいけないと思っていたのですが、そう思えば思うほどストレスになってしまい…。今では、離婚を視野に入れて、妻と話し合いの日々です。(男性・40代)

ケース2

わたしの息子が3歳のときに、旦那と再婚しました。旦那が息子をとっても可愛がってくれている様子をみて、大丈夫だろうと思い、子どもを作ることに。

その後、無事に次男を出産しました。しかし、次男が産まれてまもなく、旦那の態度がガラリと急変。長男と次男の接し方の違いは、一目瞭然です。

長男には「お兄ちゃんだから」といって怒鳴るのですが、次男には甘やかしてばかり。あまりにも急変した態度に、ただただ戸惑いを感じています。長男のことを思うと、旦那と距離を置くことも検討しているところです。(女性)

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