子持ちで再婚をしたA田さんとB川さんが、子持ち再婚のメリットとデメリットを紹介します。
子持ちの再婚のメリット
【A田さん】
元シングルマザー・30代・5歳の娘と4歳の息子がいる。 2番目の子どもが生まれた後に離婚。1人で育てていくつもりだったが、息子には父親が必要と感じ、再婚を決意。
子どもに寂しい思いをさせない
父親代わり、母親代わりをやろうとしても、どうしてもできないことはあります。子どもにとって、両親が揃っている家族が良いのはわかります。けど、バツイチになった方は、それなりの理由があって離婚をしているはず。私の場合は、下の子どもが生まれてすぐ夫と離婚しているので、子どものために父親が必要と考えたんです。まだまだ甘えたいはずなのに、小さくても我慢しているのを感じていました。今は再婚相手に甘えていて、ホッとしています。
経済的に生活が安定する
1人親で子どもが小さいと、仕事と子育ての両立が大変。実家のサポートがあると本当に助かります。でもずっと両親に面倒見てもらえるわけじゃないですし、行政からの手当や助成金があったとしても、足しにしかなりせん。正直に言うと、再婚したことで経済的な余裕を得ることができました。子どもとの時間が増えたのも大きいですね。
子持ちの再婚のデメリット
【B川さん】
元シングルファザー・30代・4歳の娘1人。
元妻の浮気が原因で離婚。実家の両親の協力を得ながら育てをしていた。娘にママがいたらもっと楽しいと言われて再婚を考えるように。
親子関係に変化が出やすい
子どもにとって、実の親の存在は変わりません。見た目では仲良さそうにしていても、実は子どもが気を遣っていることも。家庭の中に親ではない人が現れて、ストレスを感じる場合もあります。とくに思春期になると反抗期が始まるので、そのタイミングでの再婚は精神的に不安定になったり、非行に走ったりする可能性が高いようです。子どもが小さくても大きくても、コミュニケーションは大切といえます。
相手の両親・親戚付き合いに悩む
「再婚するのは本人同士なので相性が良ければいい」というわけにはいきません。再婚相手が初婚となると、両親や親せきとの間では、バツイチに抵抗を感じる方が多いはず。さらに子持ちとなると、反対される可能性は高いです。もちろん、本人と子どもを自分たちの親族だと受け入れてくれる場合もありますし、何年たっても疎外感を感じてしまう場合もあります。また、再婚後に弟妹ができたら、子ども同士の確執に注意。どちらも平等に扱っているつもりでも、子どもは些細なことも敏感に反応してしまいます。
子どものために自分が一緒に幸せだと思う相手を見つける
子持ち再婚のメリット・デメリットはありますが、やっぱり子どもの気持ちが大切です。物心がつく前の小さいときなら、相手を受け入れやすいかもしれません。しかし、思春期や反抗期になる大きな子だと反発されてしまう可能性があります。ゆっくり時間をかけて受け入れてもらうために、子どもの気持ちを大切にしてくれる相手が良いですよね。さらに結婚に対して真剣に考え、自分も幸せだと思える人と出会いたいもの。自分に合う婚活方法を選べば、あなたの望む相手と出会えるかもしれません。