裕福な女性と結婚する逆玉婚は、経済的に不自由しないどころか、自分が率先して大黒柱になる必要もないので一見すると楽に見えます。しかし、逆玉婚は楽なことばかりではなく、ときに苦労もついてくるのです。今回は、逆玉を狙う男性が知っておきたい苦労について解説します。
妻の実家が裕福な場合、その暮らしぶりは庶民とはかけ離れていますし、自身で財をなした女性の独身時代の生活も男性の想像を超えるため、苦労することがあります。
昔からお金に不自由のない生活を送っていた女性は、やはり自分とは金銭感覚が大幅に違う可能性があります。また実家が裕福であれば、身の周りのことはお手伝いさんに任せていた可能性もあり、家事ができない女性に育っていることも少なくありません。
自分で自由にお金を使えるようになった女性は、高級エステに出かけたり友人と旅行に出かけたりなど、お金を使う遊びを覚えているものです。そして、結婚した後もアクティブに遊び続けるため、家にあまり居つかず自分とのコミュニケーションを取る時間がなくなるといったことも考えられます。
お嬢様として蝶よ花よと育てられた女性は、えてして実家が大好きなものです。何かあればちょくちょく実家に帰りたがり、やはり自分との時間を取ってくれないケースがあります。それどころか、自分まで実家に連れて行こうとするので、緊張する時間が増えるかもしれません。
逆玉婚の場合、妻の実家が裕福なパターンでは両親はもちろん、親戚縁者や友人などとの関係に困ってしまいがちです。また、近所同士の付き合いでもいろいろな苦労がついて回ります。
裕福な家では、豪華な生活だけではなく言葉遣いやマナーまできちんとしていることが多いです。そこへ、雑に育った自分が放り込まれても立ち居振る舞いに困ってしまうでしょう。また、女性の友人たちも同様にリッチな生活を送っている人たちばかりのはずです。そのため、会話をしようにも住む世界が違い過ぎて話が合わないといったことも起こりえます。
逆玉婚では、女性がお金を持っていることから男性が無理をして働く必要がなくなることも多いです。その結果、専業主夫として生活することになりますが、近所付き合いでは、男性が主夫をしているだけで好奇の目で見られます。さらに、家庭のことについていろいろ質問され、閉口してしまうのではないでしょうか。
逆玉婚をした男性の中には、妻や周囲の人たちのリッチな暮らしぶりを見て、自分との違いにコンプレックスを刺激されて落ち込む人もよくいます。また近所からの物珍しそうな目は、ときに専業主夫であることを暗に責めるような場合もあり、胸を痛めるといった苦労もあるでしょう。
逆玉婚をした場合、家庭の経済を支えるのは妻ですから、おのずと経済的イニシアチブは妻が取ることになります。逆玉に乗って妻のお金を贅沢に使えるかと思ったのに、実際には自分で自由に使えるお金が一切なくなる可能性も高いです。
また、女性が仕事で稼いでいる場合、産休を取るとその期間は家庭に収入が入ってきません。さらに、生活スタイルの違いで離婚するケースも多く、専業主夫だった男性は新たな仕事を見つけるために苦労をしなければなりません。
逆玉婚に成功すれば、苦労をせずにお金はもちろんセレブとしての地位も手に入れることができます。しかし、結婚後にはさまざまな苦労が伴うことも否めません。逆玉婚が本当に自分に合っているかどうか、今一度自分をよく見つめなおしておきましょう。
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