情緒不安定で短気な男性は、婚活で敬遠されがちです。世の女性は短気な男性にどんな印象を抱いているのでしょうか。女性の声を聞いてみましょう。
明美さん(24歳)
共働き希望なので家事の分担は譲れない
結婚後も仕事を続けたいと思っています。家事全般に子育てまで任されるとパンクしちゃうので、分担してくる人が理想です。というか分担してくれない人と結婚するつもりはありません。同世代の男性は、理解してくれる人が多いと思いますよ。
明美さん(24歳)
里香さん(28歳)
母親役を求められても困る
勝手な思い込みですが、家事をしない男性って女性に母親役を求めていませんか?子供だけじゃなく、自分の世話まで任せたいみたいな。男性の妻にはなっても母親にはなりたくないので、こういう考えの人とは結婚したくないですね。
里香さん(28歳)
朋美さん(32歳)
稼ぎが良ければ問題ないけれど…
母親が専業主婦だったので、基本的に家庭に入ることに抵抗はありませんね。ただし男性に家族を養うだけの稼ぎがあるのであればですけど。稼ぎがないのであれば私も働きに出ます。当然家事は分担ですよね。面倒なことは、できるだけ夫婦で分担したいと思います。
朋美さん(32歳)
以上の意見などからわかる通り、現在は家事を分担できる男性のほうが結婚しやすいといえます。このことは次のデータなどからもわかります。
男性に家事を分担して欲しいと考える女性は少なくありません。昔に比べると、その数は増えているといわれています。女性の考え方の変化に影響を与えているといわれているのが、共働き世帯の増加です。
男女共同参画局が発表している「令和元年版男女共同参画白書(概要)」によると、共働き世帯の数は平成9年に専業主婦世帯を上回った後、年々増加しているそうです。平成30年時点では、専業主婦世帯606万世帯に対し共働き世帯1219万世帯となっています。
共働き世帯の数が専業主婦世帯の数を上回った7年後の調査で、固定的性別役割分担に反対する人の数が初めて賛成する人の数を上回りました(固定的性別役割分担=男は仕事、女は家庭とする考え方)。
ちなみに令和元年9月調査で、固定的性別役割分担に賛成する人の割合は35.0%(賛成+どちらかといえば賛成)、反対する人の割合は59.8%(反対+どちらかといえば反対)となっています。女性に限ると賛成する人の割合は31.1%、(賛成+どちらかといえば賛成)、反対する人の割合は63.4%(反対+どちらかといえば反対)です。過半数以上の女性が「男は仕事、女は家庭」とする考え方に反対しています。つまり女性の多くは、性別で役割を決めることに反対しているのです。
女性の意見を知れるデータは他にもあります。国立社会保障・人口問題研究所が発表している「第6回全国家庭動向調査」によると、妻の83.7%が「夫も家事や育児を平等に負担すべきだ」と回答しています。同調査によると、夫が行う家事に対する期待値は若い年齢層で高いようです。独身女性の意見ではありませんが、婚活中の男性は参考にすべきでしょう。
女性の考えは内閣府や男女共同参画局以外の調査でも明らかになっています。全国各地に結婚式場を展開するアニヴェルセル総研が23~39歳の男女600名を対象に行った調査によると、女性が考える結婚したい男性の9位に「家事が得意」がランクインしています(1位は「価値観が合う」2位は「性格がやさしい、穏やか」3位は「性格が誠実・真面目」)。家事ができない男性は高収入など特別な条件がない限り、結婚しづらい時代になっているといえるでしょう。
第6回全国家庭動向調査結果の概要によると、妻と夫の家事分担割合は「妻83.2%」に対し「夫16.8%」です。多くの女性が夫も平等に家事を分担すべきと考えていますが、実際に平等に分担できている家庭は少ないといえるでしょう。したがって家事を苦にしない男性は、婚活を優位に進められます。女性は結婚する男性にどのような家事をしてほしいと考えているのでしょうか。
多くの女性が男性にやってほしいと考えている家事が「ゴミ出し」です。ニーズが高い理由として「重いので持って運ぶのが大変」「女性の朝は忙しい」などが挙げられます。家事が苦手な男性でも行えるので、積極的に分担したい家事といえるでしょう。ゴミ出しだけでなく、ゴミの仕分けまで行えばポイントを稼げるはずです。
お風呂掃除も男性にやってほしいと考える女性が多いようです。男性にやってほしいと考える理由は力仕事だから。見た目以上にパワーを使うので、大変と感じている女性が多いようです。こちらもそれほど難しくはないので、やる気さえあれば分担できるはずです。
食器洗いをやってほしいと考える女性も少なくありません。最も大きな理由は手荒れするからです。また自分で食べたものくらい自分で洗ってほしいと考える女性もいます。食後はゆっくりしたいと思うかもしれませんが、それは女性も同じです。婚活を意識している方は積極的に取り組みましょう。
女性の中で意見が分かれるのが料理です。分担できれば助かると考える女性と料理は自分でしたいと考える女性に分かれます。女性の意見を聞いてから検討するべき家事といえるでしょう。料理は自分でしたいと考えている女性でも、献立に悩むことは少なくありません。献立を考える作業は見えない家事といわれています。「何を食べたい?」と聞かれたときに、「なんでもよい」で済ませないことも家事の分担になるかもしれません。
女性の多くは、男性にも家事を分担して欲しいと考えています。家事は女性が行うものと考えていると、婚活はうまく進まないかもしれません。
女性が考える男性に手伝ってほしい家事は、ゴミ出しやお風呂掃除などです。特別なスキルは求められないので、やる気さえあれば誰でも分担できます。家事を分担することをアピールして、婚活を進めるとよいかもしれませんね。
自宅で婚活ができる!オンライン無料婚活相談実施中
無料プランのご登録であなたに「会いたい」というお相手をお探しいたします。